ARCHITECTS

 2004年、イギリスはブライトンにて、ドラマーのDan、ギタリストのTomの双子を中心に結成されたARCHITECTS。2006年リリースのデビュー・アルバムの頃、彼らの平均年齢は17歳だった。現在に至るまで数えきれないツアーを続け、アルバムをコンスタントにリリースし、4枚目のスタジオ・アルバムとなる本作「THE HERE AND NOW」が完成した。

 ヴォーカリストのSamは自身のバンドについて、『俺の人生で誇れるものは他に何もないよ』と微笑みながら語る。『俺たちは今まで常に1つの何かに向かって動いていたと感じてるんだ。そしてその何かがこれだよ。「THE HERE AND NOW」はARCHITECTSの集大成であると同時に、過去4年間を10曲入りの作品にまとめたものだと言える』 この弱冠21歳の若きフロントマンはジョークを言ってるわけではない。前作3rdアルバム「HOLLOW CROWN」が最高のメタルコア・アルバムだとすれば、本作「THE HERE AND NOW」は偉大なる前進を示した作品なのだ。
 そこには、幾度となく行われたアメリカでのツアー生活の成果を見ることもできる。激しいツアー・スケジュールをこなすうちに、疲れ果てた彼らは悟ったのだ。『俺たちはとにかくうんざりしていて、何もかもに対してイライラしていたんだ』とSamは言う。『バンドをやることにうんざりしていたし、家から離れることにもうんざりしていた。でもある日メンバー全員で集まって座っていたときに『クソ! 俺たちが今これができてることって、もしかしてものすごくラッキーなんじゃないか? 自分たちのやりたいことをやってさ。だったらもっと楽しまないとダメなんじゃないか?!』って気付いたんだよ』。ギタリストのTomが『今この時間、この場所を生きて毎日を楽しむべきだ』と言い、そしてフロントマンのSamはこう続けた。『Tomのコメントは俺たち全員にとって納得のいくものだった。俺たちは、今手に入らないものに対して文句ばかり言ったりしないで、精神的に成長して今あることを楽しむべきだということに気付いたんだ。バンドとして楽しい部分のことを忘れてしまっていたんだよね。その時アメリカにいたんだけど5人で大笑いしてそれから楽しんだんだよ』

 THE DILLINGER ESCAPE PLAN、STORY OF THE YEAR、HATEBREED、EARTH CRISIS、EVERY TIME I DIEなど、数々の歴史に残る作品をプロデュースしたSteve Evetts。本作「THE HERE AND NOW」は、彼をプロデューサーに起用し、6週間を費やしてレコーディングされた。そしてマスタリングを担当したのは、FALL OUT BOY、HATEBREED、THE DILLINGER ESCAPE PLAN、CONVERGEなど、数々の作品を手がけたWest West Side MusicのAlan Douchesだ。
 また、このアルバムには2人のスペシャルなゲスト・ヴォーカリストが参加している。COMEBACK KIDのAndrew Neufeldが "Stay Young Forever"、THE DILLINGER ESCAPE PLANのGreg Puciatoが "Year In Year Out" で歌っているのだ。この2人は、共にARCHITECTSが世界中をツアーする中で出会った仲間だ。

 この作品は怒りに満ちたものではない。『この作品は俺たちにとって初めてのポジティブなアルバムなんだよ』と、ドラマーのDanは言う。『バンドってみんなネガティブで怒りに満ちてるよね。でも俺たちに特別怒りっぽい人間はないんだ。この作品には、それが完全に現れている。作品全体が俺たち、それから他のみんなが人生そして今やっていることを楽しむべきかをコンセプトにしてる。生きている時間は無限じゃないからね』
 "Year In Year Out" は、今日できることを明日に先送りしない、毎日を今日が最期の日だと思って生きることを歌っている。"Learn To Live" には、彼らの反発力や、トレンドや傾向の中で生き残っていくための決意を反映させたアンセム・ソングだ。

 デビュー・アルバム「NIGHTMARES」は2006年、2ndアルバム「RUINS」は2007年、3rdアルバム「HOLLOW CROWN」は2009年にリリースされている。彼らが歩みを止めたことは今までに一度してない。絶えずツアー生活をこなしてきたのだ。AS I LAY DYING、UNDEROATH、PARKWAY DRIVE、GALLOWS、ATREYU、COMEBACK KID、そして盟友のBRING ME THE HORIZON。第一線で活躍する彼らと並んで活躍し、イギリスのDOWNLOAD FESTIVAL、SONISPHERE FESTIVAL、ドイツのWITH FULL FORCE FESTIVAL、オーストラリアのBIG DAY OUT FESTIVALなどの大舞台に立ち、自身の音楽を世界規模で広めてきた。
 『これは俺たちが今まで作った中で最もリアルなアルバムだ。音楽的にも凄く正直だし、正に俺たちがやりたかったものなんだ』 本作が完成したとき、Danは言った。『自分たちが我慢しないことで10倍良い作品になったよ』 ARCHITECTSの歩みはこれから加速する。

MEMBER

Sam Carter / ヴォーカル
Tom Searle / ギター
Dan Searle / ドラム
Tim HB / ギター
Alex Dean / ベース

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