EARTH CRISIS

EARTH CRISISは、91年にアメリカはニューヨーク州、シラキュースにて結成したハードコア・バンドだ。まず音楽的には、それまでのファストなハードコアの概念を根底から覆し、ヘヴィーでスローな音楽性で全世界に衝撃を与える。そして歌詞に強く現れている、アニマル・ライツを支持し、ヴィーガニズム、ストレート・エッジというライフスタイルを打ち出した厳格な思想も、彼らを語る上では音楽性と同次元で重要だ。

92年に、CONVICTION RECORDSよりデビューEP「ALL OUT WAR」 (後にVICTORY RECORDSから再発)、93年、VICTORY RECORDSより2nd EP「FIRESTORM」をリリースする。特に「FIRESTORM」 は、オールドスクール・ハードコアとは一線を画し、メタリックで革新的な音源だ。95年、1stアルバム「DESTROY THE MACHINES」、翌年の96年に2ndアルバム「GOMORRAH'S SEASON ENDS」をリリース。よりメタリックな色が強まり、ツアーを重ねて人気を博していた彼らは、ROADRUNNER RECORDSへと移籍する。やがて同レーベルから98年にリリースされた3rdアルバム「BREED THE KILLERS」には、MACHINE HEADのRobb Flynnがゲスト参加するなどで話題を呼ぶ。4thアルバム「SLITHER」は、古巣VICTORY RECORDSへと戻り、00年にリリース。01年にはTHE ROLLING STONES、SLAYER、LED ZEPPELIN、CREAMなどのカヴァーを収録した「LAST OF THE SANE」をリリースする。そして同年、地元ニューヨークのシラキュースにて行われたHellfestのステージを最後にバンドは解散。
EARTH CRISIS解散後、ヴォーカリストのKarl Buechner、ベーシストのBulldog、ギタリストのErick Edwardsの3人はNEMESISを始動する。やがてバンド名をFREYAと改名する。

07年、EARTH CRISISとしてのリユニオン・ショウを、Maryland Metal And Hardcore Festival、そしてアメリカ西海岸、10日間のヨーロッパ・ツアーを行う。そして08年2月にはFirestorm Festと名付けられたヘッドライン・ツアーを、TERROR、SWORN ENEMY、SHAI HULUD、DOWN TO NOTHINGらと回る。そのツアーの真っ最中、Karlは新作の準備にとりかかていることを発表する。

08年9月、EARTH CRISISは世界最大級のメタル/ハードコア・レーベル、CENTURY MEDIAとの契約を発表する。その翌月、セルフ・プロデュースのレコーディングに入る。ミックス作業を手がけたのは、DARK TRANQUILLITY、THE HAUNTEDや、AUGUST BURNS RED、HEAVEN SHALL BURNの作品を手がけたTue Madsenだ。こうして完成した5枚目のフルレングスとなる本作「TO THE DEATH」は、現代ハードコアで最も重要な作品であり、ハードコアを聴く者すべてが避けて通れない歴史的大傑作だ。

MEMBER

Karl Buechner / ヴォーカル
Bulldog / ベース
Dennis Merrick / ドラム
Erick Edwards / ギター
Scott Crouse/ ギター

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